生活保護をもらっている自分ががんになっちゃった…。

医療扶助でがんの治療費は出るの?

そもそも生活保護受給者でもがんを治療できるの?
 

今回は、そんなあなたのお悩みを解決します。

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生活保護受給者ががんになったら医療費や治療は?

生活保護受給者には医療扶助というものがありますね。

これは、生活保護受給者が医療券というものを福祉事務所からもらってくれば、いろいろな条件があるものの医療を無料で受けられるというものです。
 

さてこの医療扶助、がん治療も適用されるのかというと、残念ながらできないです。

流石に「生活保護受給者は、先進治療は受けられない」ということはありませんが、高額な治療費をすべて自己負担しなければいけません。

じゃあどうすればいいの!?

だからって「生活保護受給者は働いていないから、泣き寝入りしろ」なんてひどいことにはなりません。

とはいえ、頼れるところはかなり限られてきて、運が悪いと本当にがん治療を受けられなくなってしまいます。
 

都道府県や市町村から借金

まずは、生活福祉資金貸付制度というものがあります。

これは、がん治療にかかるお金を都道府県や市町村から借りるということです。

生活保護受給者が借金をして得たお金は次の生活保護費から差し引かれますが、例外も認められているのでまずは相談しましょう。

がん相談支援センターに相談するのも手です。

銀行から借金

先ほど言ったように、生活保護受給者も借金ができる例外ケースもあります。

後で返済することになりますが、がん治療を受けられないよりははるかにマシでしょう。

生活保護受給者は生きる資格なし!?

ここでは、生活保護受給者のがん治療について私が持っている意見を述べさせていただきます。
 

残念ながら、がん治療を受けられなかった生活保護受給者が自殺したりするケースは少なくありません。

生活保護受給者は生きる権利はないということでしょうか?
 

生活保護を受ける人の中で、不正受給をする割合は僅か5%程度しかありません。

確かに生活保護の不正受給は問題になっていますが、生活保護を受ける人の多くはやむを得ない事情で受けています。

決してだらだらぐーたらと過ごしている人ばっかりではありません。
 

実際に、生活保護に先進医療扶助を付けろと問題定義する国会議員もいるようです。

これからの動きに期待したいところですね。

ここまで私の個人的な意見に付き合ってくれてありがとうございます。

まとめ

残念ながら、生活保護受給者が先進医療を受けるには医療費を全額支払わないといけません。

そのため、生活保護受給者ががん治療を受けるなら市町村や銀行から借金をすることになります。

ですが、どうすることもできないケースもあります。
 

「生活保護は甘え」と言う人がいます。

こういう人は、生活保護受給者全てが怠けていると誤解している可能性があります。

ただ、生活保護をやむを得ず受けている人が多いです。

いつか、生活保護受給者に対する誤解が解けるといいですね。
 

生活保護受給者はがん治療を受けられない危険性が出てくるので、そうはならないよう日々の健康管理は大事です。

あなたも自分の健康を大事にしてくださいね。

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