生活保護受給者にとってのサポーターであるはずのケースワーカーからいじめを受けた…。

そんな時、どうすればいいのか、どこに苦情をいえばいいのかわからないですよね。
 

そんな時は役所に相談しましょう!

今回は、ケースワーカーからのいじめにあった時にどうすればいいのかを紹介していきます。

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生活保護受給者がケースワーカーの苦情を言いたいなら市役所や県庁へ!

ケースワーカーを担当している場所はどこでしょう?
 

ケースワーカーの担当は役所が行っています。

苦情をいいたい時は、県庁の場合は知事に直結する課(秘書課)が対応してくれる場合が多いので、まずは県庁に相談しましょう。
 

納得のいかない指導を受けたら法的根拠を聞こう

ケースワーカーの指導は、生活保護法や実施要領に基づいて行われます。

なので、もし納得のいかない指導を受けたら「その指導の法的根拠は?」と聞いてみましょう。

これで対応できる場合があります。
 

また、ケースワーカーが指導した内容を文書にし、それを提出することも「公務員からケースワーカーへの行政指導」になるのでできます。
 

それでもダメなら役所へ相談

法的根拠を聞いて根拠のない指導だったとしても変わらなかった、文章にして提出してもダメだった、という場合は役所に提出することになります。

ただ、「あのケースワーカーおかしい!」と苦情をいったとしても「ケースワーカーの過失」だけで片付けられてしまう場合が多いです。
 

ただいくらなんでも、過失の多すぎるケースワーカーは問題にするでしょうから、一つ一つ証拠を積み重ね、それも一緒に提出してみるもの良いです。

生活保護受給者を担当するケースワーカーの変更がしたいときは?

悪質なケースワーカーとずっと一緒にいたくはないですよね。

出来るなら今のケースワーカーと離れたいと思うでしょう。
 

ケースワーカーの変更は難しいとされていますが、悪質なケースワーカーとずっと一緒にいなければならないということはありません。

ここでは、ケースワーカーを変えたいときの対処法を紹介します。
 

まずは上司へ相談

「ケースワーカーの上司とは誰!?」ってなるでしょう。

上司は、福祉課課長・福祉事務所所長・査察指導員になります。
 

自分より上の人から「その指導は違法だよ」といわれると、反省して辞めるかもしれません。
 

専門家への相談も手

自治体によっては、福祉オンブズマン制度と呼ばれる、あなたの苦情を中立公正な立場で対処する制度を設けている場合があります。

もし自分の自治体にそういった部署があったら相談しましょう。
 

「福祉オンブズマン制度がうちの自治体にないよ!」という人は、全国生活と健康を守る会連合会などの支援団体・法テラスなどの弁護士会に相談しても良いでしょう。
 

最後は不服申し立て

上司に相談した。

それでもケースワーカーからのいじめが直らない!

という場合は、最後手段として不服申し立てがあります。
 

何をするかというと、不服申し立てをして裁判に持ち込むことになります。

口頭での指導がされた後、それでも変わらなかった場合は文書での指導、最後は県知事に審査請求を行うことになります。
 

担当は必ず変わる!

何をしてもダメだった…。

もう、あの悪質なケースワーカーと一生一緒にいないといけないんだ…。
 

いえ、そんなことはありません!
 

ケースワーカーは、大体2年~5年で変わるといわれています。

それまで我慢すると、違うケースワーカーが来ます。

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まとめ

生活保護のケースワーカーに対しての苦情はどうしたらいいか、というテーマで書かせていただきました。
 

ケースワーカーの苦情は県庁の秘書課へ相談!

それがダメなら担当を変えてもらうように上司に相談!

それもダメなら不服申し立てです!
 

ケースワーカーからどんなひどいことを言われても、あなたが無理をして我慢する必要はありません。

今の状況を変えられるよう、出来ることはやってみるべきです。

たとえダメだったとしても、ずっと同じ状況にはならないはずですよ。
 

この記事が、あなたがケースワーカーからいじめを受けるという状況から脱出できる事を願っております。

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