家賃を払うとき、共益費と呼ばれるものも一緒に支払いますよね。

そんなとき「共益費は生活保護で出るの?」と気にしたことはないでしょうか。

そもそも生活保護の中には住宅扶助というものがあり、住宅扶助には共益費も適用されるのかということですね。
 

そこで今回は、家賃の共益費は生活保護の住宅扶助に含まれるのかどうか解説します。

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家賃の共益費は生活保護の住宅扶助に含まれない!

早速答えが出てしまっていますが、共益費は生活保護の住宅扶助では支給されません。

そのため、家賃と違い生活保護費から支払っていく必要があります。
 

適用される生活保護の住宅扶助の例

例えば住宅扶助43,000円の地域で家賃31,000円共益費4,000円のマンション部屋があるとしましょう。

この場合、支給される住宅扶助は31,000円です。

住宅扶助限度額を超えない範囲であれば、共益費が安い物件の方が得になりますね。
 

ただし住宅扶助に共益費が含まれる場合も…!

ここで裏ワザ情報です!
 

タイトルにある通り、住宅扶助に共益費が含まれる場合があります!
 

不動産会社の書類には、家賃や共益費などの情報が載っています。

その際家賃と共益費が別々に載っているのか、家賃の中に共益費が含まれているのかの違いで、適用される住宅扶助の範囲が変わります。
 

家賃と共益費の記載が別々だと、住宅扶助は家賃の分しか支給されません。

しかし、家賃の中に共益費が含まれて記載されていると、何と支給される住宅扶助も家賃と共益費がまとまった金額になります。

つまり、家賃のなかに共益費が入っている書類の方がお得なのです!

2019年2月14日現在はまだ有効です。

運が良ければ、不動産会社の人がわざと家賃の中に共益費を含めて記載してくれるかもしれませんよ。

生活保護番外編:そもそも家賃の中にある共益費って何?

そもそも共益費って何?と疑問を持つ方もいるでしょう。
 

共益費とは読んで字のごとく、共用部分にかかるお金です。

例えばマンションであれば階段や廊下、廊下内の電気などに使われるお金です。

管理費ともいいますよね。
 

実はこの共益費、明確に「こういう使い方をしなさい」という決まりはないです。

つまり、共益費は何に使おうが自由なのです。
 

しかし、共益費の用途の7割は共用部分に使われます。

他には清掃費などにも使われます。

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まとめ

家賃の共益費は、残念ながら生活保護の住宅扶助には含まれません。

そのため、共益費は生活扶助から支払っていく必要があります。

しかし、不動産会社の人が家賃と共益費をまとめて記載してくれれば、共益費も住宅扶助に含まれます。
 

共益費や管理費は、あなたの住むマンションそのもののための支払われるお金です。

用途が分かれば、共益費を払うモチベーションも上がりますね。
 

この記事で、あなたの疑問がまた1つ晴れたでしょうか。

マンションのために使われる共益費は真面目に払いましょうね。

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