生活保護の受給申請の際、最も重要な書類の一つが生活保護申請書です。

この記事を読み始めた方の中には、生活保護申請書ってどんなことを書くのだろう?どんな風にかけばよいのだろう?と心配されている方も多いと思います。

この記事ではそんな皆さんの悩みを解消すべく生活保護申請書の書きかたなどについて説明します。

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生活保護申請書ってどうやって書くの?

生活保護申請書で書く必要のある項目は主に次の5つです。

日付、申請者氏名、住所、連絡先等の個人情報

日付は申請する日付、氏名は申請する人の名前、住所には住所、連絡先には電話番号などを書きます。

ネットカフェなどで生活していて住所がない人、また電話番号を持ってない人などはその旨も記しましょう。

捺印も必要!

できるだけ認印で捺印するようにしましょう。

最近はダイソーなどの100円ショップでも認印の購入が可能です。
 

世帯情報も同様に記載する

保護を受ける世帯員の情報も書かなくてはなりません。

具体的には一緒に保護を受ける家族全員の名前、生年月日や職業、健康状態を記入します。

働いていない人については無職、健康状態が良い人については良好と記載しましょう。
 

保護を受けたい理由を簡単に書く

病気になっている、収入が少なく経済的に苦しいなど、どうして保護費が必要なのかを記載しましょう。
 

援助者の状況もできる限り調べてみる

両親や親せきなどの名前や年齢、住所等を記入します。

注意してもらいたいのはここで記載した方には扶養紹介の通知が届くことです。

やむをえない事情があって扶養紹介をされたくない人がいる場合、そのことも書いておきましょう。
 

生活保護申請にほかに必要な書類は?

必要書類 内容
資産状況申告書 お金や土地、建物や保険などの資産
収入申告書 世帯全体の収入
同意書 提出した書類に不備や間違いがないかを福祉課が調査することについての同意が必要。
一時金申請書 住む家がない人がアパートなどの入居費用を借りるための申請書

 

これらの書類はどんな風に書くかによって、生活保護が受けられるかどうか、また生活保護費がどのくらいもらえるなかが変わるのできちんと準備しましょう。

もちろん嘘も厳禁です。

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生活保護申請からの流れは?

申請書提出の後の流れは次のとおりです。

  1. 申請書の提出
  2. 調査(家庭訪問)
  3. 保護条件を満たしているかの判断
  4. 受給開始

こう考えると意外と申請から受給開始まで時間がかかりそうですね。

生活保護が必要になる可能性がある人は、あらかじめ早い段階での検討や準備をお勧めします。

まとめ

この記事では

  • 生活保護申請書の書きかた
  • 生活保護申請に必要なそのほかの書類
  • 生活保護申請から保護費受給までの流れ

について説明しました。
 

働けなかったり、収入が少なかったりするときに助けてくれる生活保護というシステム。

申請の手続きは少し複雑で大変そうですが、必要な方はしっかりと書類の準備をして、不備や間違いがないように申請をしましょう。
 

この記事が皆さんのお役に立てると幸いです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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