生活保護ってよく聞くけど、具体的にどのくらいもらえるんだろう…。

気になりますよね。
 

そこで今回は、埼玉県一人暮らしの人にスポットを当てて市町村ごとの生活保護費支給金額を紹介していきます。

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20歳~40歳の一人暮らしの生活保護支給金額

埼玉県の生活保護費支給金額は、大小に分けて5段階に分かれます。

なので、多い順に5つのグループに分けていきます。
 

一番支給額の多いグループにはさいたま市・川口市が入ります。

ここだけ数が少ないので、「さいたま市・川口市」とさせていただきます。
 

Bグループには

  • 和光市
  • 所沢市
  • 蕨市
  • 戸田市
  • 新座市
  • 朝霞市

が入ります。
 

Cグループには

  • 川越市
  • 志木市
  • 狭山市
  • 春日部市
  • 富士見市
  • 草加市
  • 熊谷市
  • 桶川市
  • 三郷市
  • ふじみ野市
  • 入間市
  • 上尾市
  • 八潮市
  • 越谷市
  • 三芳町

が入ります。
 

Dグループには

  • 深谷市
  • 鶴ヶ島市
  • 白岡市
  • 鴻巣市
  • 秩父市
  • 羽生市
  • 鳩ヶ谷市
  • 蓮田市
  • 行田市
  • 久喜市
  • 加須市
  • 北本市
  • 吉川市
  • 坂戸市
  • 幸手市
  • 日高市
  • 本庄市
  • 東松山市
  • 毛呂山町
  • 鳩山町
  • 越生町
  • 松伏町
  • 伊奈町
  • 宮代町
  • 嵐山町
  • 小川町
  • 杉戸町

が入ります。
 

ここまで名前が挙がらなかった市町村はEグループに入ります。

Eグループは

  • 滑川町
  • 川島町
  • 吉見町
  • ときがわ町
  • 横瀬町
  • 皆野町
  • 長瀞町
  • 小鹿野町
  • 東秩父村
  • 美里町
  • 神川町
  • 上里町
  • 寄居町

になります。
 

それでは実際に見ていきましょう。
 

さいたま市・川口市の場合

生活扶助基準額は79,230円です。これは東京23区と同じ金額です。

さいたま市の住宅扶助は45,000円、川口市の住宅扶助は47,700円なので、さいたま市の生活保護費は124,230円、川口市の生活保護費は126,930円になります。
 

さいたま市よりも川口市の方が高いのは少し驚きですね。

ちなみに住宅扶助については、41歳~59歳の人でも同じです。
 

Bグループの場合

こちらの生活扶助基準額は75,840円です。

これは東京都青梅市や武蔵村山市と同金額です。

住宅扶助は47,700円なので、こちらの生活保護費は123,540円です。
 

Cグループの場合

こちらの生活扶助基準額は71,620円です。

これは地方都市と同金額になります。

川越市のみ住宅扶助が42,000円で他はすべて43,000円です。

なので、生活保護費は川越市が113,620円、他が114,620円です。
 

Dグループの場合

こちらの生活扶助基準額は、7万円切って66,840円です。

住宅扶助は37,000円になります。

生活保護費は103,840円になります。

実は、これが埼玉県で一番安い生活保護費なのです。
 

Eグループの場合

こちらの生活扶助基準額は64,030円です。

これはDグループの地域よりは少ないです。
 

しかし問題は住宅扶助。

こちらは47,700円です。

なので生活保護費の合計は111,730円なのです。

41歳~59歳の一人暮らしの生活保護支給金額

グループ分けは同じで、住宅扶助も20歳~40歳の人と同じなので、簡素に説明します。
 

さいたま市・川口市の場合

さいたま市と川口市の生活扶助は80,160円です。

住宅扶助はさいたま市45,000円、川口市47,700円です。

生活保護費は、さいたま市が125,160円、川口市が127,860円です。
 

Bグループの場合

Bグループは生活扶助が76,720円、住宅扶助が47,700円、生活保護費は124,420円です。

Cグループの場合

Cグループは生活扶助が72,450円、住宅扶助は川越市が42,000円、他が43,000円です。

生活保護費は115,450円です。川越市のみ生活保護費が114,450円です。
 

Dグループの場合

Dグループは生活扶助が67,630円、住宅扶助は37,000円、生活保護費が104,630円です。
 

Eグループの場合

Eグループは生活扶助が64,780円、住宅扶助は47,700円、生活保護費が112,480円です。

総じて、20歳~40歳の人よりも給付額が少し上がるのです。

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まとめ

埼玉県の場合、若い人はさいたま市と川口市は生活扶助が79,230円で、家賃がある場合はさいたま市が45,000円まで、川口市は47,700円まで支給されます。

そして人口が少なくなるにしたがって生活扶助が少なくなります。

壮年層の場合は支給額が800円前後上がります。
 

東京都の一人暮らしの生活保護支給金額についても別記事にて書いていますが、その東京都とあまり変わりがないというのは意外ですね。

しかし実は、東京都と埼玉県は物価について若干の違いがあります。

これを見ると、埼玉県の方が生活保護受給者に有利といえるかもしれませんね。
 

あなたの街の支給額はいくらでしたでしょうか。

この記事が、あなたの役に立てたら幸いです。

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