生活保護を受けようか迷っている方の迷う理由の一つに「生活保護を受けると制約がたくさんつきそう・・・」というものがあります。

何もかもが禁止されるというわけではありませんが、保護費を受け取るにあたって、受け取る前にできていたことでできなくなることもいくつかあります。

この記事では生活保護を受ける際にどんなデメリットが発生するのか、説明していきます。

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生活保護のデメリット

生活保護を受けるうえでのデメリットは主に3つあります。
 

①所有するものに制限がかかる

生活保護を受ける上でのルールの一つに所有物に関して、高価なものは生活保護を受ける前に換金し、それを生活費に充てなければいけないというものがあります。

ではどんなものを換金し、どんなものは残しておけばいいのでしょうか?

この基準は少しあいまいで、物品事にこれは大丈夫、これはダメというふうに決められているわけではありません。
 

ではどんな風に判断されるかというと主に、生活に必要かどうか・社会一般的にぜいたく品かどうかという2点で決まります。

同じものであっても、生活保護を受ける人の状況によって、所有していいかどうかが変わってくるのです。
 

例えば、交通機関が発達していないような地域で暮らしている人が車の所有を認められるケースもありますし、また、エアコンなども現在は過程にあるのが一般的だと言われるようになっており、所有を許可されるケースが多いです。
 

つまり生活保護を受ける時に何を持っていてはいけないかというのはケースバイケースなのです。

これから生活保護を受ける人は所有物に関して、きちんとケースワーカーさんに尋ねたり相談したりしましょう。
 

②クレジットカードを作れない

生活保護受給者はクレジットカードを作れません。

それは生活保護を受けている人は、多くのクレジットカードの申し込み条件の一つである、「安定した収入があること」にあてはまらないからです。
 

つまり生活保護受給者はクレジットカードの発行審査に通ることができないのです。
 

また基本的に生活保護受給者のクレジットカードの利用は、借金とみなされ不可です。

生活保護を受ける前に取得したカードについては利用することは可能ですが、すぐに利用が役所に知られ、措置を取られる場合があるので注意しましょう。
 

③家族や親せきに生活が苦しいことがばれる

生活保護の申請をすると申請した人の家族・親せきに、生活保護の申請をした旨と申請者を支援できないかという確認が届きます。
 

これにより家族や親せきに生活が苦しいことがばれてしまうのです。

心配をかけたくない人にはつらいかもしれないこのシステムですが、生活保護費が国のお金の一部だということを考えれば仕方ないのかもしれません。
 

生活保護受給者は監視されるのか

まず生活保護受給者の過程には、役所のケースワーカーが業務の一環として生活の様子を定期的に見にいきます。
 

これは監視とはあまり言えないかもしれません。

けれどケースワーカー以外でも生活保護受給者の生活を知ろうとする、知ることのできる人がいます。
 

それは不正受給を防ごうとする不正受給Gメンや地域の民生委員などです。

特に地域に住む人ならほかの過程の生活の様子がよくわかりますし、近所の人が役所に不正受給を通報するなんて言うケースもあります。
 

つまり監視とまではいかなくても、生活の様子をうかがわれている可能性はあるということです。

ですがこれに関しては、やましいことをしていないのであれば、何も心配することはないでしょう。
 

貯金はできないの?

これは生活保護を受ける時のデメリットとしてよく挙げられますが、生活保護を受けていても、ある条件内であれば貯金は認められています。

それがどんな条件かというと、正当な目的をもって貯金をするということ。
 

つまり、なんとなくといった理由や、ギャンブルなどのふさわしくない目的での貯金は認められないということです。

貯金の必要がある場合はケースワーカーさんに相談するようにしましょう。

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まとめ

この記事では生活保護を受けるにあたってのデメリットについて次の5つを紹介しました。

  • 所有物に関する制限
  • クレジットカードを使用できない
  • 家族や親せきに援助申請が届く
  • 生活保護受給者の生活は監視される可能性がある
  • 貯金は条件を満たせばできる

生活保護を受けるとこれらのデメリットがありますが、最低限の生活が保証されるというメリットもあります。

生活保護を受けるかどうか熟考し、生活保護が必要だと思ったときは生活保護を受けるようにしましょう。
 

いかがでしたか?

この記事が皆さんのお役に立てると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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