重い病気にかかって働けなくなった…。

高い医療費はどう払えばよいのやら。
 

困りましたね。

しかし安心してください。

医療費分のみを支給してくれる生活保護制度もあるのです。

今回は、その医療費負担の生活保護制度を中心にとりあげていきます。

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医療費のみ面倒見てくれる生活保護!これで医療費が無料になる!

タイトルとニュアンスが違って申し訳ありませんが、つまりは医療費の現物支給です。

どういうことかというと、一定の基準を満たした人だけが医療費が無料になる制度なのです。
 

普通の生活保護制度とは少し違う気がしますが、これも立派な生活保護です。

この「立派な生活保護」の部分、重要です。
 

受けられる条件は普通の生活保護と一緒

医療費が無料になる制度も立派な生活保護制度であるため、受けられる条件は普通の生活保護と同じなのです。

つまり、医療費のみ無料になる生活保護制度を受けるには

  • 車や土地などの高額資産を持っていない
  • 働けない状況であること
  • 親族をあてにできないこと

などが条件になってきます。

立派な生活保護であることが重要といったのはこのためです。
 

医療費の支払いが厳しくても生活保護が受けられないという方も出てくるでしょう。

この点については後程説明しましょう。
 

緊急の時は、申請日より前が対象になる!

例えば、4日に救急車に運ばれ、9日に生活保護申請をしたとします。

この場合、生活保護費の支給が4日からになるのです。
 

普通、生活保護費の支給は申請した日から保護開始になります。

しかし、救急車に運ばれるなど緊急性の高い場合は例外が認められます。

あらかじめ知っておきましょう。

生活保護審査に落ちた!医療費はどうすれば…

さて、生活保護審査に落ちてしまった。

しかし医療費の支払いはきつい…。
 

そんな人には、一部負担金減免制度があります。
 

一部負担金減免制度って何?

これは、生活保護費の医療費のみ支給と同じく医療費が免除されたり減免されたり支払い猶予されたりする制度です。

減免については、市町村によって割合が違います。
 

受けられる条件は自治体によって違いますが、いずれも収入の大小になっています。

一定以上の収入があると受けられないようです。
 

なので、自分が一部負担金減免制度の対象になるかどうかは市役所に確認してみてください。

ちなみに、申請するときは市役所や役場の保険課などに申請します。

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まとめ

生活保護の中で医療費のみを負担してくれる制度は存在します。
 

しかし、医療費は現物支給です。

したがって、無料で医療を受けられるのです。

生活保護基準を満たさない場合、一部負担金減免制度というものもあるので合わせて考えてください。
 

人間いつ何時重病にかかるかわかりません。

そのときに生活まで苦しくなってしまったら、頼れるところに頼るのも必要だと思います。

そのための生活保護制度なのです。
 

現在進行形で重病人がいる方もそうでない方も、これからの参考にしてください。

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