田舎に住んでいるから車は手放せない。
車がなきゃ不便だ。
でも、生活保護者が車を運転していることがばれたらどうなるんだろう…。
そこで、今回は車の運転がばれたらどうなるのかを紹介します。
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生活保護受給者の車の運転がばれたらどうなるの?
生活保護受給者は車を持つことは、基本的に認められていません。
車を持つと生活保護の不正受給になってしまいます。
車を運転したことがばれると、車を処分することを強制されます。
その上、不正受給分を返還しなくてはいけません。
場合によっては生活保護の廃止にもなります。
車の所持や運転が認められていない人が隠れて車を運転するのはデメリットしかないのでおすすめしません。
じゃあ、他人の車を運転すればいいの?
自分が持っていないわけではないので、お咎めなしという印象があると思います。
しかし、他人の車といえど車の運転は認められていないです。
裁判にまで発展した例もあるので、やはりおすすめできません。
生活保護受給者が車の運転がばれても大丈夫な例
ただ、生活保護受給者にも色々な人がいます。
バス停が10km離れているし駅も周りにない、なんて人もいます。
例えばタクシーの運転手など、車の運転を仕事にする人もいますよね。
障害者を病院に運ぶために車を使う人もいますよね。
そういう人であれば
- 売ってもあまりお金にならないから、利用した方がよい
- 生活保護をもらっていない人との差が小さくならない
- 自転車などを使ってバス停に行けないか
この条件を満たすことで、初めて車の所有が認められます。
逆に言えば、生活保護受給者が車を持つことは難しいかもしれません。
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車の運転が認められない生活保護受給者はどうすればいいの?
しかし実際に自転車で10km走った後でバス停からバスで通勤するなんて大変ですよね。
生活保護受給者でも、バイクの所有が認められています。
具体的には、原動機付自転車や125cc以下のバイクが所有できます。
この範囲内であれば「娯楽所有でない」とされるのです。
もちろん
- 自賠責保険への加入
- 生活保護をもらっていない人との差が縮まらない
- 維持費を払える
という条件はありますが、車の所有よりも認められやすいです。
まとめ
生活保護受給者が車を運転しているのがばれたら、悪質な不正受給になります。
不正受給している生活保護費全額を返還しなければならず、さらにその金額の40%の金額が上乗せされます。
125cc以下のバイクや原動機付自転車なら所有が認められるので、車が必要という人はこちらがおすすめです。
確かに、車を持たないと不便という事情は分かります。
ただ、生活保護受給者が車を所有することは認められないことが多いうえ、隠れて運転するのはデメリットが多いです。
なので、車を運転するのはおすすめできません。
自分が生活保護の不正受給になってしまわないように、気をつけてくださいね。
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