皆さんはケースワーカーがどんな仕事か知っていますか?
2018年には連続テレビドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)で知名度をあげたこの仕事。
この記事ではケースワーカーの具体的な仕事内容ややりがい、大変なことなどを紹介します。
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1.ケースワーカーって何するの?
ケースワーカーの基本的な仕事内容は生活に困っている人をサポートすることです。
ここからはケースワーカーの具体的な仕事内容をみていきましょう。
1.面接相談
新しく生活保護の受給を希望する人から現在の状況について話を聞いたり、担当している受給者の悩みを聞いたりします。
受給者としっかりコミュニケーションをとることはケースワーカーにとってとても重要です。
2.生活保護の条件を満たすか判断する
金融機関調査や保険調査などを通して、生活保護費を支給するかどうかを決めたり、不正受給を防いだりします。
3.家庭訪問
家庭訪問の目的は次の3つあります。
- 居住確認
- 生活保護の申請情報の確認
- 生活保護費の使い道が正しいかどうかの確認
この家庭訪問がケースワーカーの仕事の中心となります。
4.就労支援
ケースワーカーは働くことのできる受給者には働くよう指示します。
具体的には就労訓練等の情報を伝えるなどして就労活動をサポートします。
5.その他の業務
担当する保護費受給者の計算などのデスクワークをするのもケースワーカーの仕事の一つです。
パソコン等を使って、期限に遅れないようにデータを整理します。
2.ケースワーカーになるには?労働時間や収入は?
ではどうすればケースワーカーになれるのでしょうか?
1.どうすればケースワーカーになれる?
生活保護についてのケースワーカーは都道府県や市区町村の国家公務員であるため、ケースワーカーになるには地方公務員試験を受験し採用されなければなりません。
ただし地方公務員の仕事はたくさんの種類があるので福祉職として採用される必要があります。
労働時間や収入は?
ケースワーカーは前にも述べた通り公務員なので、基本的に労働時間や収入は各地方自治体の公務員と同じです。
公務員にも労働基準法は適用されるので労働時間は基本は1日8時間、収入は東京の地方公務員の場合で平均年収650万くらいです。
ただしケースワーカーの仕事は忙しく大変なため労働時間が長くなることが多く、その分手当が出る自治体もあるようです。
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3.ケースワーカーの仕事のやりがいとつらいこと
この世の中にあるすべての仕事に共通すること、それはやりがいと大変なことの両方があるということです。
もちろんケースワーカーの仕事も同じです。
1.やりがい
ケースワーカーはほかの人の人生に大きくかかわる仕事です。
たくさん苦労がありますが、受給者と信頼関係を築いていき困っている人を助けるこの仕事は、多くのやりがいを感じられるものだと思います。
特に自分の担当する受給者が自立できた時にはほかの仕事では感じることのできない大きな喜びを感じられるでしょう。
2.大変なこと
ケースワーカーの仕事で1番大変なことは多種多様な多くの相談を受け、その一つ一つを適した方法で解決していくことです。
一人当たりが担当する案件の数もとても多く忙しい仕事です。また、受給者と良好な人間関係を築いていくのもとても難しいです。
生活に不安や不満を抱く彼らと関わる時には十分な注意が必要です。
まとめ
この記事では
- ケースワーカーの仕事内容
- ケースワーカーになるためにはどうすればよいのか
- ケースワーカーの労働時間や収入
- ケースワーカーの仕事のやりがいやたいへんなこと
について説明しました。
ケースワーカーの仕事は大変ですがその分大きなやりがいや達成感を感じることができる素敵な仕事だと言えます。
この記事が皆さんのお役にたてると嬉しいです!!
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