生活保護って、名前だけ知っているけど実際にいくら貰えるんだろう…。

なんて考えたことはありませんか。
 

今回は、東京都一人暮らしの方がいくら生活保護費を貰えるかを紹介します。

年齢・市町村によって違いがあるので注意してください。

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20歳~40歳の東京一人暮らしの生活保護支給金額

まず、東京都の生活保護支給金額の大小は4つに分かれます。

  • 東京の大体の地域
  • 青梅市・武蔵村山市
  • あきる野市・瑞穂町・羽村市
  • 離島や町村部

ですね。
 

東京の大体の地域は以下の通りです。

  • 東京23区
  • 調布市
  • 日野市
  • 昭島市
  • 東久留米市
  • 東大和市
  • 東村山市
  • 武蔵野市
  • 清瀬市
  • 狛江市
  • 町田市
  • 福生市
  • 稲城市
  • 立川市
  • 西東京市
  • 府中市
  • 小金井市
  • 八王子市
  • 国分寺市
  • 国立市
  • 多摩市
  • 三鷹市
  • 小平市

 

そして、離島や町村部は以下の通りです。

  • 日の出町
  • 奥多摩町
  • 檜原村
  • 大島支庁
  • 三宅支庁
  • 八丈支庁
  • 小笠原支庁

 

それでは、実際に支給金額を見ていきましょう。
 

1. 東京の大体の地域

こちらの生活扶助基準額(これで生活してくださいという金額です)は79,230円です。

少なく思うかもしれませんが、これでも埼玉・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫の人口中心地域と並んで日本一多い金額です。

生活扶助基準額に住宅扶助費の最大が53,700円なので、支給額の上限は132,930円です。
 

2. 青梅市・武蔵村山市の場合

こちらの場合、生活扶助基準額は75,840円です。

北海道・宮城・千葉・広島・福岡の人口中心地域と同等です。

そして住宅扶助費は同じく53,700円です。

なので、生活保護費の上限は129,540円になります。
 

3. あきる野市・瑞穂町・羽村市の場合

こちらの地域の生活扶助基準額は71,620円です。

こうなると、地方都市と同じ程度の値段になってきます。

生活扶助基準額に住宅扶助費45,000円を含めて、116,620円になります。
 

4. 離島や町村部の場合

こちらは生活扶助基準額が66,840円です。

生活扶助基準額に住宅扶助費40,900円を含めて107,740円です。
 

同じ東京でも、支給額に2万円以上の差が出てくるのは驚きです。

20歳~40歳の支給額についてはここまでになります。

41歳~59歳の一人暮らしの生活保護支給金額

こちらの市町村の区切りも、20歳~40歳のものと同様です。

ただ、20歳~40歳よりも支給額が多くなります。
 

1. 東京の大体の地域

こちらの生活扶助基準額は80,160円です。

やはり埼玉・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫の人口中心地域と同じ金額です。

住宅扶助費53,700円と合わせて、生活保護費は133,860円になります。
 

2. 青梅市・武蔵村山市の場合

こちらの生活扶助基準額は76,720円です。

やはり北海道・宮城・千葉・広島・福岡の人口中心地域と同等の金額です。

住宅扶助費も20歳~40歳と同じく53,700円なので、支給額は130,420です。
 

3. あきる野市・瑞穂町・羽村市の場合

こちらの生活扶助基準額は72,450円です。

言うまでもなく地方都市と同じ金額です。

住宅扶助費は45,000円なので、支給額は117,450円です。
 

4. 離島や町村部の場合

生活扶助基準額は67,630円です。

住宅扶助費が40,900円なので、支給額は108,530円になります。

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まとめ

東京の一人暮らしの生活保護費はいかがでしたか。

東京都の場合、20歳~30歳の人なら、大半の地域は家賃がない場合79,230円、家賃がある場合は住宅扶助費が53,700円を上限として支給されます。

40歳~59歳の壮年層は、家賃0円なら80,160円で、家賃がある場合は同じく住宅扶助費が上限53,700円として支給されます。
 

ちなみに、家賃53,700円を超える部屋の場合は生活扶助基準額から払う必要があるので注意してください。
 

最近「生活保護費が少ない」という声をよく耳にします。

こうしてみると、物価の高い東京エリアでも最高で13万円しか支給されないとなると、一人暮らしでも少し厳しい生活を強いられます。

生活保護費が少ないというのは事実かもしれませんね。
 

この情報が、この記事を見てくれたあなたの役に立ったのなら幸いです。

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