色々な理由があって生活保護が打ち切りになった。

その後の手続きはどうすればいいのでしょうか?

再申請は可能でしょうか。
 

今回は、そんなあなたの疑問に答えていきます。

まだ打ち切りになっていない方も、今後のためにも目を通してください。

また、生活保護の打ち切り理由によってその後の展開はかなり違うので注意してください。

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生活保護打ち切りには大きく分けて3種類ある

生活保護が打ち切りになる原因は

  • 就職が決まったり大金が入ったりなど、生活が安定した場合
  • ケースワーカーや役所の指導に従わなかった場合
  • その他

の3種類に分かれます。

下で詳しく説明します。
 

1. 円満な打ち切りの場合

このパターンでは2つあります。
 

まず1つは就職が決まって安定した収入が入るめどが立った場合です。

給料が世帯の保護基準額(生活保護費全額のことですね)を超えたら打ち切りになります。
 

この場合の給料は、国民健康保険料や医療費を差し引き、さらに基礎控除額を差し引いた額になります。

基礎控除額を簡単に言えば、給料を得た場合の生活保護受給者の取り分ですね
 

また、この場合は「給料が世帯の保護基準額を超えたね。ハイ打ち切り」とはなりません。

まずは停止という措置を取り、いつでも簡単に再開できるようにするのが普通です。
 

2. 不正受給や指導に従わない打ち切りの場合

ケースワーカーの指導に従わなかった場合、文書での警告などを経て最終的に弁解の機会が与えられ、そこで理由が適当でないと打ち切りです。

この場合、生活保護の再申請が少し難しくなるので注意してください。
 

3. それ以外

生活保護受給者が死んだ場合や失踪した・親戚をあてにできる・施設の入所などですね。

この理由で打ち切りになった場合、再申請は就職や臨時収入の時と変わらないです。

生活保護打ち切り、その後の手続き

就職などで打ち切りになった後、まず初めに国民健康保険に新たに加入することになります。

交付には、運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付きの身分証明書を持っていけば便利です。

後は、生活保護廃止決定通知書をはじめとした書類を持っていきましょう。
 

その後は国民年金の手続きですが、これには先ほど挙げた生活保護廃止決定通知書の他に国民年金保険料免除理由消滅届も必要になります。
 

これが終わって初めて普通の人の仲間入りです!
 

打ち切り後は生活保護費を返さなくてはいけない?

生活保護から脱出した人によっては「生活保護を返してください」と役所の人にいわれることもあります。

生活保護の不正受給をした場合にいわれますね。
 

しかしもしあなたが生活保護の不正受給をしていなければ、就職などで安定した収入を得た後の生活保護費のことを指しています。

もしくは、十分お金に余裕がある状況で保護費をもらって、その該当する保護費を返済することも指しています。
 

どちらにせよ、返済義務が発生した以上真面目に返してくださいね。

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生活保護打ち切り後の再申請は?

生活保護が打ち切りになったけど、また必要になったという場合の再申請が受理される条件を説明します。
 

1. 不正受給や指導に従わない打ち切りの場合

喜ばしくない打ち切りなので、多少難しいです。
 

普通の生活保護条件の他に「不正受給や指導に従わないことを反省しているかどうか」というのも条件に加わります。

なのでこの理由で打ち切りになった人は、反省している態度を示しましょう。
 

2. それ以外の場合

それ以外で打ち切りになった場合、普通の生活保護を受けられる条件で審査が通ります。

気にせずに再申請しましょう。

まとめ

就職で生活保護が打ち切られる場合、まずは国民健康保険に加入します。

その後は年金加入の手続きも必要です。
 

就職して生活保護の対象から外れたあとのタイミングでもらった保護費は返済義務が発生するので注意してください。

再申請は、円満に打ち切られた場合は前に申請した時と同じ状態なら審査に通ります。
 

就職による生活保護の打ち切りは、車が所有出来たり旅行に行けたりと生活に制限がなくなる大変喜ばしいことでもあります。

だからこそ、いざ就職が決まったときに慌てずに済むよう、あらかじめ先のことを考えるのも大切だと思います。
 

この記事が、まだ生活保護受給者であるあなたのためになったら幸いです。

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